救護施設丸山荘

089-946-5110

福祉サービス第三者評価

福祉サービス第三者評価とは

1.サービスの質の向上を目指す
現在の福祉サービスは、利用者が選択できるサービスが増えてきています。その分、サービス事業者は質を向上して選ばれるサービス事業者となるように努力することが求められます。
第三者評価を受けることで、サービスの質の向上に向けた課題が浮き彫りにされ、改善へと繋がります。

2.利用者の皆さんへの情報提供
評価結果を公表することで事業の透明性が確保され、利用者の皆さんがサービスを選択する際の参考となります。
福祉サービス第三者評価の仕組み等に関しては、社会福祉法人愛媛県社会福祉協議会のホームページが参考になります。

丸山荘は福祉サービス第三者評価を受審しています

丸山荘は平成30年度までに3回(平成21年度、平成26年度、平成30年度)福祉サービス第三者評価を受審しています。平成30年度の主な結果は次の通りです。

第三者評価機関名

社会福祉法人 愛媛県社会福祉協議会

評価実施期間

平成30年6月1日(契約日)~平成30年11月26日(評価結果確定日)

施設・事業所の特徴的な取組

昭和2年に設立され、救護施設として中予地域を中心とした生活困窮者を受け入れている。平成22年、平成26年と福祉サービス第三者評価を受審し、評価結果に基づきサービスの質向上や組織の運営体制整備に積極的に取り組んでいる。地域社会との交流や施設から地域生活への移行に関して積極的に取り組み、施設の地域社会への開放にも取り組んでいる。

総評

◇特に評価の高い点
第三者評価を職員参加による組織の活性化の機会と捉え、ボトムアップでの意見を取り入れ、 計画的に改善が進んでいる。また、係長クラスが管理者としての責任を意識して施設運営やサー ビスの質向上への取り組みに積極的に参画することで、組織力向上も目指している。
地域社会との交流に対して地道に活動を継続し、地域移行支援、就労移行などにも取り組み、介護が必要とされる利用者に対しては、利用者の状態に応じた介護施設への移行など、施設の機能を果たせるような取り組みを積極的に行っている。

◇改善を求められる点
改修に関する情報提供や職員教育に関する計画等が職員に周知され、研修等に積極的に 参加できる体制の整備を期待したい。
事業計画の周知や生活上の要望等に関する相談体制について、利用者への分かりやすい情報提供を期待したい。

第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント

平成26年の第三者評価受審から4年経過し、今回で3回目の受審となります。
前回の受審後の取り組みとして、経営計画や事業計画、サービスの質の向上に向けた組織づくりや人材育成等について、できるだけ数値化することで具体的な現状を分析し課題を明らかにして、中・長期計画の策定に活かす等の改善を図ってまいりました。
今回の受審で、施設として着実にレベルアップしていることを実感するとともに、まだまだ改善の余地があることにも気付くことができました。
今後の取り組みとして評価期間より助言のあった3点について、更に改善していきたいと思います。
・職員ひとりひとりが目標を達成できるように、自己申告書等を活用して職員の質の向上に向けた取り組みを行う
・課題解決や改善に向けた取り組み(過程)の記録の整備をより一層充実させる
・利用者参画の会議等を開き、より一層利用者主体のサービス提供を行う

平成30年度の結果の詳細、及び前回の結果は愛媛県庁及び独立行政法人福祉医療機構(WAMNET)のホームページに掲載されています。下記からご覧下さい。(※愛媛県庁は平成30年度のみとなります)
愛媛県庁(健康・医療・福祉→地域福祉→福祉サービス評価→福祉サービス第三者評価について→
     福祉サービス第三者評価の評価結果)
独立行政法人福祉医療機構(WAMNET)(障害者福祉→福祉サービスの第三者評価)